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タイトル/ジャケット |
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ザ・タイガース ゴールデン・ベスト THE TIGERS GOLDEN BEST |
[CD] 2003年11月26日発売 制作:UM3/USM Japan 発売:ユニバーサル ミュージック(販売:ビクターエンタテインメント) CD番号:UICZ-6033 価格:税込\1980 当初はソニー、東芝EMI 、フォーライフのレコード会社3社の共同企画だった『ゴールデン・ベスト』シリーズだが、入門篇または決定盤として分かりやすい編集方針のために売れ行きも好調だったのか、その後ユニバーサル(以前のポリドールと日本フォノグラム)も加わり、この名の下に様々なアーティストのベスト編集盤CDがリリースされている。 その中のタイガース版として編まれたもの。 20曲入りで税込価格が\2000を切るというコストのためか、写真点数は少ない。 しかし、歌詩掲載だけではなく解説ページも多めに確保されており、執筆者は土龍団と小野善太郎(えとせとらレコード)。 |
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曲の内容に関するデータ/コメント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「素晴しい旅行」は、オリジナル・シングル盤での編曲クレジットは「ザ・タイガース+井上孝之」だったが、ここでは井上堯之(活字は「尭之」)のみのクレジット。 「スマイル・フォー・ミー」は、最近の再発盤では「BARRY A. GIBB/MAURICE E. GIBB/ROBIN H. GIBB」とビー・ジーズのギブ三兄弟の作家クレジットとなっていたが、ここでは以前同様に2人だけ。 「君だけに愛を」のオリジナル・シングル盤の発売日に関しては当ディスコグラフィーでは「1967年12月25日」としていますが、このCDのライナーではレコード会社の提供資料に合わせて「1968年 1月 5日」として書いています。 今までありそうで無かったタイガースのシングルA面全曲のみという構成(両A面とされる「銀河のロマンス/花の首飾り」と「君を許す/ラヴ・ラヴ・ラヴ」は両面曲を収録)。 加えて、解散から約10年後の1981-3年にリリースされた、いわゆる「同窓会」シングルA面の3曲も合体させた初のベスト盤で、正に「シンプル・イズ・ベスト」な編集コンセプト。 いや、むしろ「コロンブスの卵」的な発想と言えるかもしれません。 レコード・リリースではシングルこそが優先された時代における最高人気アーティストの勝負曲として世に出たA面曲の流れがストレートに聴ける唯一の編集盤ということで、まずビギナーの方には、これから入門していただきたい内容であることは間違いありません(「シングルAB面コレクション」となると、実はマニアックな企画なのですから)。 また、初期の楽曲を担当した作曲家・すぎやまこういちは、後に「最初のシングル5曲はクラシックの組曲形式のように構想した」と語っていますが(5曲目が「銀河のロマンス」なのか、または「花の首飾り」のつもりだったのかは、さておき)、そのようにまとめて聴くことも一興です。 とはいえ、これがタイガースの真の姿を伝え得ているかどうかは別の話で、興味を持たれたビギナーの方には次の段階に踏み込んでいただきたい訳ですが、しかし、これを入手した後では、タイガースの他のCDとはほとんど曲がダブることになるので、そうした方に向けた内容の(いわば)「ゴールデン・ベスト 2」の企画に期待したいところです(かといって、単なる「B面コレクション」ではないコンセプトで…)。 なお、「最新デジタル・リマスター」「ルビジウム・クロックCDカッティング」と明記されていますが、以前とは異なって、アナログでの音質に沿うようなリマスターが施されたとのこと。 前のCDとは違って聴こえますか? |
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