このページは新しいウィンドウで開いているはずですので、他のページに移る時には(基本的に)このウィンドウを閉じてください

ジャケット/タイトル パッケージに関するデータ/コメント
曲の内容に関するデータ/コメント
シングル:廃虚の鳩

A面
廃虚の鳩
B面
光ある世界

裏面は、タイトルの順番、ジュリーとトッポの位置、メンバーの衣裳に違いが見られる
(ジャケット裏面)
1968年10月 5日発売
[発売日は10月 1日との資料もある]
レーベル:ポリドール(発売:日本グラモフォン)
レコード番号:SDP-2030 価格:\400

また、現品は未確認のままですが、カタログなどの文字資料から、以下の再プレスがあると判断されます。
1) 番号:DP-2030 \400
2) 1と同じだが、レコード会社名が「ポリドール」に変更されたもの
封筒型ジャケット
ジャケット裏面にも同デザインの絵柄が印刷されているが、タイトルの順番、および沢田研二と加橋かつみの位置が逆、また衣裳も異なっている(左欄写真参照)
なお、このデザインはバッファロー・スプリングフィールドのアルバム『ラスト・タイム・アラウンド』を真似たものだが、それについては [欄外コラム(9)] 参照

両面にそれぞれの歌詩が印刷されたカード添付(下の写真)
歌詩カード表 歌詩カード裏


レコード・ジャケットと同様な2タイプの写真の組み合わせだが、いずれもジャケットと同じ写真ではない/特に上の写真では全員がこちらを向いている
当時の雑誌広告
廃虚の鳩 [A WHITE DOVE] (このジャケットにはタイム表記無)
作詩=山上路夫/作曲=村井邦彦/編曲=村井邦彦

1968年7月25日録音/録音時のタイトルは「ノアの洪水」
リード・ヴォーカルは加橋かつみ

オリコン・チャートでは最高3位。 ランクイン中の売り上げ枚数は303,000枚。
(ちなみに同時期の1位を独走したのはピンキーとキラーズの「恋の季節」で、9月から12週間トップをキープした後、1週だけ佐川満男の「今は幸せかい」に首位を譲るが、翌週には返り咲き、年を越えてさらに5週間、合計17週間も1位というメガ・ヒットになっていた)

この曲のライヴ・テイクを当時のタイガースは残していないが、再結成タイガースの『A-LIVE』には(当然ながら)加橋かつみのリード・ヴォーカルで収録。

また、タイガース主演映画第2作 『華やかなる招待』でも、レコードとは異なるバンド・ヴァージョンで唄われている。 映画ページ参照
光ある世界 [THE GLORIOUS WORLD] (ジャケットにはタイム表記無)
作詩=なかにし礼/作曲=すぎやまこういち/編曲=すぎやまこういち
(それぞれ、なかにし・礼、すぎやま・こういち、とクレジットされている)

1968年7月31日/8月8日録音
[森本太郎の日記では7月31日付で、サンケイ・ホールを借り切って「光ある世界」のレコーディングを行なった、とある。
ただし、ポリドールの録音日誌には同日の記述は無く、8月8日に「タン・タン・タン」(この後アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』に収録された「730日の朝」の仮タイトル)と共に録音されたことになっている。
もっとも、7月31日に録音されたのはオーケストラ・パート(だけ?)ということだろう。
だが、アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』では全面的にオーケストラがフィーチャーされているのに、この日レコーディングしたのは「光ある世界」だけだったのだろうか。
確かに同曲のストリングスは特に分厚く聴こえる(ように思われる)が、この1曲だけのために大編成(40人だったと言われる)のオーケストラを雇ったとは思えないが…]

リード・ヴォーカルは沢田研二

この曲のライヴ・テイクは残されていない。
主演映画第2作 『華やかなる招待』でも使われているが、レコードと同テイク。映画ページ参照
[欄外コラム(9)] 「廃虚の鳩」のジャケット・デザイン こちらにて
作成を進めていく途中で、(当方で確定できない)様々な疑問点が生まれてきました。
各ページ内で触れる場合もありますが、触れきれない部分はこちらのコラム欄で取り上げます。
当方が未見の記事や関係者の証言等で、(当方にとって)納得できる結論が導き出されるまで、
疑問のまま問題提起しておきたいと思います。
(一応、当方が考える仮説も提出しておきますが、もちろん解決したら、それを掲載します)
このページの最初に戻る
このページは新しいウィンドウで開いているはずですので、他のページに移る時には(基本的に)このウィンドウを閉じてください
タイガースのINDEXへ ディスコグラフィー入口へ えとせとらレコードのホームページ