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ジャケット/タイトル | パッケージに関するデータ/コメント |
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1968年 3月25日発売 [発売日は、この日付でほぼ統一されていますが、3月15日との資料もあり] レーベル:ポリドール(発売:日本グラモフォン) レコード番号:SDP-2022 価格:\370 また、現品は未確認のままですが、カタログなどの文字資料から、以下の再プレスがあると判断されます。 1) 番号:DP-2022 \400 2) 1と同じだが、レコード会社名が「ポリドール」に変更されたもの 封筒型ジャケット ジャケット裏面には、歌詩のみ掲載 「ジャケット写真撮影協力 フランスベッド」のクレジットあり 初期のプレスには、ジャケット右上部分に「世界10大グループ・サウンズ プレゼント・セール応募券」が付いていた(下の写真参照)。
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銀河のロマンス [ROMANCE IN THE MILKY WAY]
(3分08秒) 作詩=橋本淳/作曲=すぎやまこういち/編曲=すぎやまこういち 東宝映画「ザ・タイガース/世界はボクラを待っている」主題歌、とのクレジットあり (映画タイトル表記が「ボクら」ではなく「ボクラ」となっている) 1968年 2月16日録音 [ポリドールの録音日誌によれば、同日に「花の首飾り」「イエロー・キャッツ」と共に録音されているが、「再録」との書き込みがある。 しかし、それ以前に録音された記録はない。 逆に、後の3月8日に「銀河のロマンス」が再度録音されている。 おそらく3月8日の録音はアルバム『世界はボクらを待っている』に収録されているインストゥルメンタルのことだと思われるが、2月16日付の「再録」とは何のことでしょうか?] リード・ヴォーカルは沢田研二 オリコンのチャートでは、初めてトップになり、1968年4月15日から5月27日まで連続7週間キープ。 ランクイン中の売り上げ枚数は676,000枚。 なお、オリコンの資料では「花の首飾り」の方がA面扱いのようだ。 この曲のそれぞれ異なるライヴ・テイク(メドレーの一部も含む)が、当時のタイガースの『フィナーレ』、再結成タイガースの『サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル』『1982 LIVE』『A-LIVE』に収録。 (⇒その後、2001年12月に発売されたCD 『レア&モア・コレクション〜LIVE ヒストリー編』に1968年のライヴ音源が発掘収録された) また、沢田研二のライヴ・アルバム『ジュリーIII リサイタル(1971年/日生劇場)』『リサイタル(1977年/NHKホール)』でも唄われている。 タイガース初主演映画 『世界はボクらを待っている』では、リハーサル・シーンとラスト・シーンで2度唄われている。 その後者では、1968年3月10日(日曜日)にファンを招いて開催された武道館での新曲発表会での映像から、3月6日(水曜日)に千葉県九十九里浜の一角の白子浜で撮影された映像に引き継がれて、エンディングを迎える。⇒映画ページ参照 花の首飾り [FLOWER NECKLACE] (3分54秒) 作詩=菅原房子/補作詩=なかにし礼(なかにし・礼、とクレジット)/作曲=すぎやまこういち/編曲=すぎやまこういち 明星募集歌、とクレジットされている [1968年、「明星」1月号と2月号で募集した「タイガースの歌う歌」の企画には130,543通の応募があったとのことだが、その中からの当選者が3月号誌上で発表された。 それが「花の首飾り」で、北海道の19才の学生・菅原さんが書いたもの。 賞金5万円とステレオ、ドラム・セット一式が贈られた。 誌上には歌詩も掲載されており、 この時点でも、すでに補作詩=なかにし礼のクレジットがあるが、実際にレコード化されたものよりかなり長い。 さらに「娘たちは 突然ある日 夕暮れの森へ行ったまま 帰らない」なんてドキッとするフレーズは、補作されているのかオリジナルのままなのか。 メルヘンチックなコンセプトに変わりはないが、この時点での詩の方が、明らかにインパクトは強い] 1968年 2月16日録音(「銀河のロマンス」と同日) リード・ヴォーカルは、初めて加橋かつみが担当 この曲のそれぞれ異なるライヴ・テイク(メドレーの一部も含む)が、当時のタイガースの『サウンズ・イン・コロシアム』『フィナーレ』(いずれも、リード・ヴォーカルは岸部シロー)、再結成タイガースの『サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル』『1982 LIVE』『A-LIVE』(こちらのリード・ヴォーカルは、いずれも加橋かつみ)に収録。 (⇒その後、2001年12月に発売されたCD 『レア&モア・コレクション〜LIVE ヒストリー編』に1968年のライヴ音源が発掘収録された/当然、リード・ヴォーカルは加橋) なお珍しくも、沢田研二のライヴ・アルバム『ジュリーIII リサイタル(1971年/日生劇場)』では、メドレーの一部とはいえ、ジュリーが唄う珍しいヴァージョンが聴ける。 また、1981年に発売されたグループ・サウンズの再録音アルバム 『グループ・サウンズ・グッディーズ Vol.1』(ビクター SJX-30059 右の写真)では、加橋かつみのソロで唄われている。 (ちなみに、このシリーズは全部で5枚リリースされ、タイガースの曲では他に「銀河のロマンス」「君だけに愛を」「僕のマリー」「モナリザの微笑」「青い鳥」も収録されているが、これらにタイガースのメンバーは関わっていない) 映画 『世界はボクらを待っている』では、スタジオのショー場面でバレリーナ達と踊りながら唄われる。演奏はレコードと同テイク。⇒映画ページ参照 |
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この中にはアーモンドチョコレート2粒と、当時のジャケット(歌詩側も)、レコードのレーベル面、さらに内袋まで、8cmCDのサイズで忠実にリアルに再現したシングル盤が入っていた(曲はAB面ではなく 1曲のみ収録、各々ライナー付き)。 これで\300の価格はレコード会社的感覚だと安過ぎるのだろうが、お菓子のオマケということでは妥当な金額設定と言えるかもしれない。 そのせいもあってか売れ行きは好調とのことで、低迷していた8cmCDフォーマットの有効利用としても脚光を浴び、その後、CDをオマケに付けた同コンセプトの商品を製菓メーカー各社が発売することになった。 ここにはガロやYMO等のアルファ音源も一部含まれているが、基本的に渡辺音楽出版の音源が使われ、シークレットヴァージョンを含む全22種類のラインアップ。 その中にタイガースの「花の首飾り」も含まれていて、オリジナルである「銀河のロマンス」とのカップリングの通常版と、後に「青い鳥」とカップリングで再発売されたジャケット(上の右側の写真)を使用したシークレット版があった。 同一曲とはいえ、盤レーベルも当時発売された通り、それぞれ別々に再現される等、実に丁寧な作りになっていたが、唯一の瑕疵は、オリジナルの方は当時のポリドール独特の封筒型ジャケットだったのが他と同じく1枚の紙+内袋(上の中央の写真)という仕様になっているので、正確には当時の忠実な再現にはなっていないこと。 |
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