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ジャケット/タイトル | パッケージに関するデータ/コメント |
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1969年 4月 5日発売 [発売日に関しては 3月25日との資料もある。 また 5月21日との資料もあるが、これは明らかに間違いだろう] レーベル:ポリドール(発売:日本グラモフォン) レコード番号:SDP-2036 価格:\400 また、現品は未確認のままですが、カタログなどの文字資料から、以下の再プレスがあると判断されます。 1) 番号:DP-2036 \400 2) 1と同じだが、レコード会社名が「ポリドール」に変更されたもの 封筒型ジャケットで、裏面には歌詩掲載
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美しき愛の掟 [A DECREE OF LOVE] (3分12秒) 作詩=なかにし礼(なかにし・礼とクレジット)/作曲=村井邦彦/編曲=(クレジット無) 1969年 2月 5日録音 [ポリドールの録音日誌によると、同日に3曲録音されているが、「美しき愛の掟」以外の2曲はタイトルが明記されていない。 その内の1曲はB面に収録された「風は知らない」なのだろうが、もう1曲は不明。 ひょっとすると、前シングル「青い鳥」に続くメンバー自作曲だった可能性も…。 ちなみに、この時には在籍していた加橋かつみも加わった録音がレコード化されたとのことだが、コーラス部分では加橋の声はおろか、誰の声も よく聴き取れない。 そのようにリミックスされたのだろうか、それとも、もともと このようなジュリーのソロというべきコーラス・アレンジだったのだろうか。 また、この曲の発売はメンバー・チェンジ後だったため、テレビ出演時のクチパク用として新メンバーの岸部シローが参加したテイクも後で録音されたようだ。 もっとも、例えばレコード化されているシロー在籍時のライヴ・テイクを聴く限り、ほぼ同様のコーラス・アレンジ(コーラスは目立たない)なので、それならば、このレコード・テイクを そのまま使っても大きな違いは無かったはずだが、やはり本人の参加していないテープが使われるのには抵抗があったのだろうと思われる。 なお、このレコーディング日から発売日までの間隔は今までのシングル・リリースとほぼ同じなので、加橋脱退による大きなスケジュールの変更等は無かったと判断される] [その後の情報] ファンの方より下記の情報が寄せられました。 ⇒私の所有している岸部シロー参加ヴァージョンのテープ(タイガースの新曲との紹介でラジオで流されたスタジオ録音の音源)で確認しましたが、シロー・ヴァージョンは明らかにジュリーの歌い方が違います。 当時のベストテン番組でも、当初はこのシロー・ヴァージョンが使われていましたが、何故か途中からトッポ・ヴァージョンに替わりました。 コーラスというよりもジュリーの歌唱が、トッポ参加版の方がずっとよい出来です。 映画 『ハーイ!ロンドン』での「美しき愛の掟」は、トッポ参加音源が使われているようです。 (ありがとうございました。 ジュリーのヴォーカルに明らかな違いがあるのでしたら比較は容易ですが、シローの加わったコーラス部分よりも、肝心のリード・ヴォーカルの出来によって、後々もオリジナル・テイクが優先されたらしいという事情は、実に興味深いところです) リード・ヴォーカルは沢田研二 なお、この曲のリード・ギターは当時ザ・スパイダースの井上孝之が演奏したとの情報もあるが…。⇒その後、大野晶司さんより情報が寄せられましたが、森本太郎本人に直接確認したところ、「井上さんはレコーディングに参加してません。絶対にありえない」との答えだったそうです。 オリコン・チャートでの記録は最高 4位と、前シングル「青い鳥」と同ランク。 ランクイン中の売り上げ枚数は267,000枚(枚数的には前作より70,000枚ほどダウン)。 この曲のそれぞれ異なるライヴ・テイクが、当時のタイガースの『サウンズ・イン・コロシアム』『フィナーレ』(ただし、2000年発売の『パーフェクトCDボックス ミレニアム・エディション』収録版)、再結成タイガースの『A-LIVE』に収録。 また、沢田研二のライヴ・アルバム『リサイタル(1977年/NHKホール)』でも唄われている。 タイガース主演映画第3作 『ハーイ!ロンドン』では、タイトルバックで唄われる。 メンバー・チェンジした後の映画だったが、前記のように、この曲は岸部シローのコーラスを加えて再録したものではなく、レコードと同じテイクが使われたはず。⇒映画ページ参照 風は知らない [THE WIND DOESN'T KNOW] (2分24秒) 作詩=岩谷時子/作曲=村井邦彦/編曲=(クレジット無) 1969年 2月 5日録音 [「美しき愛の掟」と同日に録音されたはずだが、当時のポリドールの録音日誌にはタイトルが明記されていない。 ただし、こちらの曲では、録音に参加した加橋かつみのコーラス部分の声は明瞭に聴き取れる。 「美しき愛の掟」同様、岸部シロー加入後の再録音テイクも存在し、それは当時のテレビ出演時のクチパク用として使われたようだが、映画 『ハーイ!ロンドン』で流れるのも、その再録音テイクと思われる(下記参照)。 だが、このシングルの当時の広告では「トッポ最後のレコーディング」という宣伝コピーも使われていたように(左側の写真参照)、むしろこちらのテイクを積極的に採用し、加橋人気も取り込もうとした形跡すら認められる(ファンも、新生タイガースの最初のシングルというよりは、むしろ加橋のラスト・シングルとのニュアンスで受け止めたのかもしれない)] リード・ヴォーカルは沢田研二 この曲のライヴ・テイクを当時のタイガースは残していない。 ただし、再結成タイガースの『1982 LIVE』『A-LIVE』では、メドレーの一部として演奏。 また、映画 『ハーイ!ロンドン』で流れる、コーラスの加橋の声が聴こえない音源に関しては、それが入っているレコードの左チャンネルの音を絞ったのではないかとも考えていたのですが、後に福岡の川上さんより下記の情報をお寄せいただきました。 ⇒最初の「ただ夢見て」の「て」の音が映画版では少し音が外れます。 間奏後の「雲の波間を」の部分は少し歌い方が違います。 ジュリーのヴォーカルだけ差し替えていたかと思いましたが、コーラスの部分は加橋かつみの声を絞ったのではなく岸部シローのようです。 おそらく同一カラオケで再度録音したのでないでしょうか。 TVのシャボン玉ホリデーでも映画と同じような歌い方をしていたので同じ音源を使っていたのかもしれません。 当方でもあらためて聴き較べてみましたが、その通りと思われます。 ご指摘ありがとうございました。 ですので、「映画ではレコード音源とは異なり、ジュリーのリード・ヴォーカル、および岸部シローも加わったコーラスを再録音したテイクが使われた」と、以前の記述を訂正します。⇒映画ページ参照 |
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