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タイトル/ジャケット | パッケージに関するデータ/コメント | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ザ・タイガース レア&モア・コレクション
I 〜LIVE ヒストリー編〜 THE TIGERS RARE & MORE COLLECTION I THE LIVE HISTORY
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[CD] 2001年12月19日発売 レーベル:ポリドール (制作:ユニバーサル ポリドール/発売:ユニバーサル ミュージック/販売:ビクターエンタテインメント) レコード番号:UPCH-1130 価格:税込\2300 解説、歌詩、写真が掲載された24ページのブックレット付 監修・解説=高柳和富 英文で下記クレジットあり COMPILED & SUPERVISED BY KAZUTOMI TAKAYANAGI COOPERATED BY KIYOSHI MATSUMOTO & TOSHIO WADA (RSU MUSIC) MASTERED BY SHIGEKI FUJINO (UNIVERSAL RECORDING STUDIOS) PLANNNING BY MASAMITSU IKEDA (WATANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.), OSAMU TAKEUCHI (TEENAGE SYMPHONY) COORDINATED BY TAKAO SHIMIZU (POLYDOR/UNIVERSAL MUSIC K.K.) ARTWORK BY HIROKI KUBOTA (ONE PLUS ONE GRAPHICS) PRINTING ARRANGEMENT BY YUMI HAGA (UNIVERSAL MUSIC K.K.) SPECIAL THANKS TO MARUBELL |
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曲の内容に関するデータ/コメント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*上記の5〜14までの未発表音源はモノラル。 これらの出所は明らかにされていないが、レコード用に録音された音源ではないはず。 しかしながら、ここでの音質は良くないにしても、音自体はライヴ会場の客席で録音したような音ではなく、ライン録音されているようなので、おそらく当時のタイガースのラジオ番組(もちろんAM)内でオン・エアーされたライヴ音源をリスナーが家庭用テープ・レコーダーで録音したものがソースになっているのではと思われる。 なお、当時のタイガースはライヴ盤を 4種リリースしているが、『ザ・タイガース・オン・ステージ』と『ザ・タイガース A GO! GO! 〜チャリティショー』はデビューした1967年8月と12月のライヴで、当然に曲目も演奏も似ている。 そして『ザ・タイガース・サウンド・イン・コロシアム』と『ザ・タイガース・フィナーレ』は岸部シローにメンバー・チェンジした後の1970年夏と1971年1月のライヴで、こちらも録音時期が近い。 一方、その間の、タイガースとしてもグループ・サウンズ全体としても全盛期と言える1968年〜1969年初めまでの加橋かつみ在籍時、いわば「中期タイガース」のライヴは発表されていない。 わずかに、この時期の映画 『世界はボクらを待っている』と『華やかなる招待』でレコードとは異なるバンド・ヴァージョンを聴くことが出来たが、映画ではカヴァー曲は使用されなかったこともあり、ライヴ・バンドとしての「中期タイガース」の姿はレコードからは分からなかった。 その空白を正に埋めるものとして企画されたのがこのCDだろうが、前記のように音質に難があるということもあってか、正規ライヴ盤(これも必ずしも良い音質ではないが)の音源でサンドイッチして、全体の音質面でのクオリティを(平均的に)上げると共に、タイトル通り、タイガースの通史をライヴ音源で構成することになったと思われる。 したがって、ビギナーには辛いものがあるだろうが、タイガースの、そしてGSのマニアには必聴のCDである。 特に、前期タイガースと後期タイガースをつなぐミッシング・リンクと言うべき、他では聴けないカヴァー、バニラ・ファッジ版の「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」やザ・フーの「マイ・ジェネレーション」のヘヴィーかつワイルドで勢いのある演奏(いずれもオリジナルよりテンポ・アップ)、そして沢田研二と加橋かつみのツイン・リード・ヴォーカルがライヴではさらに感動的な「忘れかけた子守唄」(アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』収録の名曲)等は、他のタイガースの音を聴きなれた耳には、かなり新鮮な衝撃ではないでしょうか。 また、今後さらなる未レコード化ライヴ音源の復刻も待たれるが、当時のTVやラジオ用に録音された生演奏ヴァージョンや未レコード化のカヴァー曲も多数存在する。 今や放送局やプロダクション側には音源が存在しないのかもしれないが、リスナーが放送を録音したプライヴェート・テープでも今回のCD収録音源程度の音質のものはあるようなので、歴史的音源として権利をクリアした「THE TIGERS ON AIR」といった内容の正規復刻にも大いに期待したい。 |
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