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明治製菓 プレゼント・レコード |
(1回目)THE TIGERS RECORD SHEET (2回目)THE TIGERS 天地創造ものがたり (3回目)THE TIGERS カラーレコード |
THE TIGERS 天地創造ものがたり
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1回目と同様、いわゆるソノシートで、サイズはシングル・レコードと同じ17cmだが、今回は33回転盤、音はモノラル、盤の色はすべて赤。 前回は共通ジャケットだったが、今回は共通デザインとはいえ、それぞれのタイトルがフィーチャーされており、色も異なる。 なお、ジャケットのデザインはメンバーのトッポ(加橋かつみ)が担当したとのことだが、イラストを描いただけなのかもしれない。 内容は旧約聖書史観の「天地創造ものがたり」で、5つのストーリーが一応つながっている。 サリーの「この世の始まり」、ジュリーの「アダムとイブ」、タローの「カインとアベル」、トッポの「ノアの箱舟」、ピーの「バベルの塔」。 効果音も挿入され、オーケストラを基調とする演奏をバックに各メンバーが京都訛り?でマジメに、また時にはコミカルに語っている。 前回とは違ってB面も各シートで異なっており、そのメンバーを中心に近況報告や会話を収録。 共通なのは最後の歌で、サリーの低音がフィーチャーされて「バー、バー、チョコバー」と唄われた後、「光ある世界」のイントロのフレーズを経て「ココナッツ、ココナッツ」と繰り返される(いわば)メドレー曲で、前回のシートに収録された2曲同様、これもまた当時レコード化はされなかった貴重音源(映画 『ハーイ!ロンドン』でも、同曲の断片が流れた)。 タイトル等はジャケットには何も記されていないが、当時の雑誌には楽譜付きで紹介されたことがある(右の写真)。 それによれば、タイトルは「トースト・ココナッツ・バー」で、すぎやまこういち作曲。 なお、詩らしい詩ではないので、特に作詩担当者はいなかったと思われるが、それもすぎやまということになるのかも(なお、後でJASRAC登録をチェックしてみたところ、タイトルと作曲者はこの通りですが、作詩者は登録されていませんでした)。 また当然に編曲もすぎやまによるものだろうが、[明治製菓]の前ページでも触れたように、別の曲のフレーズがシームレスで紛れ込む手法は、すぎやまが後にガロの「学生街の喫茶店」に続くシングル「君の誕生日」の間奏で大胆にも前曲のメロディーを展開したアレンジを連想させる。⇒関連サイト「ガロ・ディスコグラフィー」の該当ページ参照 このソノシート収録音源は、トーク部分も含め、2002年3月21日発売の『レア&モア・コレクションIII 〜ノベルティ・レコード編〜』でCD化された。 ちなみに当時、石坂浩二をフィーチャーして「痛快まるかじり」のキャッチ・コピーで宣伝された明治チョコバーには、黒いパッケージの「ナッツヌガー」と白いパッケージの「パウンドケーキ」があったが、新たにタイガースの「トーストココナッツ」が「痛快ザグザグ」のフレーズと共に赤いパッケージで発売され、全3種類となった(上の写真)。 価格は\40 |
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