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[欄外コラム(7)] LP『世界はボクらを待っている』の特典3Dフォトのアイデア | [欄外コラム] のINDEXへ | |
ローリング・ストーンズのアルバム『ゼア・サタニック・マジェスティーズ・リクエスト』(右の写真)は、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が発表された1967年、その11月に米国、12月に英国で発売。 ビートルズにストレートに対抗したようなこのコンセプト・アルバムは、いわゆるストーンズらしいサウンドではないが、サイケな年と言える1967年らしさが詰め込まれている。 間違いなくタイガースも輸入盤を直ぐに入手したはずで、『世界はボクらを待っている』に添付された3Dフォト(立体的に見える写真)はこれを参考にしたものと思えるが、しかし時間の間隔が短い。 ストーンズのアルバムもジャケットの仕様に付いては発売以前に告知されていたのかもしれないが、それにしても 2月発売のタイガースのアルバムに付けるには間に合わないのではないか。 となると、ストーンズとタイガース(のスタッフ)が3Dフォトに注目したのは同時発生的なものだったのだろうか。 興味深いところだ。 (⇒多少関連する事柄の [欄外コラム(9)] も参照/今のページにはブラウザー自体の「戻る」ボタンで) ちなみに、当時このストーンズのアルバムの日本盤は製作されず、輸入盤に帯とライナー・歌詩カードを付けたものが1968年3月に日本発売された。 それは3Dフォトが簡単に作れなかったためだったと思えるのだが、しかし3Dフォト自体は日本の写真印刷会社が作製したものとも言われる。 当時、3Dフォトを作れる会社は世界にもそうは無かったようなのだが、このタイガースの3Dフォトはかなりの枚数が作られたはず。 はたして、供給面は大丈夫だったのだろうか。 中古市場に出回る『世界はボクらを待っている』に今も3Dフォトが残っていることは(当店での経験的には)滅多にないのですが、発売当時は本当にすべてのレコードに付いていたのでしょうか。 (ただし、ストーンズの3Dフォトは単に立体的というだけではなく、見る角度によってメンバーの顔が動いたりもするので、タイガースの3Dフォトより、作るのが難しかったのかもしれない) |
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