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ジャケット/タイトル
パッケージに関するデータ/コメント
曲の内容に関するデータ/コメント
シングル:美しすぎて

A面
美しすぎて
B面
学生街の喫茶店
「美しすぎて」がA面扱いのオリジナル盤
(「学生街の喫茶店」がA面のものより、圧倒的にレア)

1972年 6月20日発売(6月10日という資料もある)
マッシュルーム=デノン・レーベル(発売元:日本コロムビア)
レコード番号:CD-158-Z(スタンパーのマトリクス番号:SN-403/404)
価格:\500(これ以降、価格は\500になった)

ジャケットにデノン・ロゴがあり、盤レーベルはグレー・マッシュルームで、内袋はデノン仕様。
(盤レーベルと内袋についての詳細は、こちらを参照)

歌詩カード部分に以下のクレジットあり。
表デザイン=庄司竹志
フォト=井手情児
(ちなみに撮影場所は録音スタジオのロビーの一角だったとの情報あり)
プロデュ-サー=ミッキー・カーチス

「美しすぎて」の楽譜も掲載。
(下記の盤もジャケットの歌詩カード部分はまったく変更されていないので、「学生街の喫茶店」ではなく「美しすぎて」の楽譜が掲載されている)
美しすぎて (3分50秒)
作詩=山上路夫/作曲=村井邦彦/編曲=飯吉馨

リード・ヴォーカルは堀内護(ダブル・トラック)。

ほぼ同時期に発売されたアルバム『GARO 2』収録盤とはテイクが異なるが、その詳細はこちらにて。加藤いづみ「美しすぎて」のCDシングル

ライヴ・テイクがアルバム『GARO LIVE』に収録。

堺正章、城みちる、加藤いずみ(右の写真)、ル・クプルによるカヴァーあり。
学生街の喫茶店 (3分09秒)
作詩=山上路夫/作曲=すぎやまこういち/編曲=大野克夫

リード・ヴォーカルは大野真澄。

アルバム『GARO 2』収録版と同ヴァージョン。
このシングルでのタイム表記は3分04秒となっているが、ミス・プリントだろう。

この曲の有線放送用のシングル盤がある(ゆうせん YKS-010)。
B面は何故かグループ・サウンズのオックスの「スワンの涙」(1968年発売)。 レコード会社も違うし、作者も年代もジャンル的にも異なる2曲だが、有線用シングルでは珍しいカップリングではない。
ジャケットはタイトルと歌手名のみがタイプ打ちされたモノクロ・コピーで、歌詩は未掲載(同仕様の「君の誕生日」もあるが、そちらでは裏面に通常のシングル盤の歌詩部分がコピーされていた)。
通常の音源が収録されているが、エンディングのフェイド・アウトがわずかに早い(同仕様の「君の誕生日」でも、わずかに早かった)。

ライヴ・テイクがアルバム『GARO LIVE』に収録。

この「学生街の喫茶店」で、ガロは1973年度日本有線大賞新人賞を受賞。 同年末に出場したNHK『紅白歌合戦』でも歌われた。

第一興商の同曲のカラオケにはガロ自身が登場する。
音はオリジナルとはまったく異なるカラオケ用のものとはいえ、当時のガロが演奏する映像はソフト化されていないので、これは貴重です。
いきなりドラムスとベース(演奏者は確認出来ず)を伴ったエレクトリック・セットでの演奏シーンからスタート、1998年正月に再放送されたこともあるTVKテレビ『ヤング・インパルス』での「学生街の喫茶店」を唄う映像(この部分のみ歌詩とクチパクがシンクロする)を始め、全部TVでの歌唱シーンと思われるが、別々に撮影された(少なくとも)6回分の映像が編集されており、さらにはスタジオでのレコーディング風景?やTV出演時のオフ・ショットも!
ここでの映像は1993年に編集されたもののようだが、現在も元の映像は存在しているはず。 ならば、それを使用して、さらには村井邦彦と共に出演したパイロット万年筆のCM等も含めて、ガロの映像アンソロジーが実現しないものだろうか。 やはり映像のインパクトは強烈なのだから。
なお、このカラオケ映像が収録されたビデオCDは一般的に販売はされていないはずだが、インターネット・オークション等には出品されることがあるので、ガロ・ファンは注目していましょう(ちなみにCD番号はVCD-214)。

森山良子、岡崎友紀、天地真理、桜田淳子、アグネス・チャン、森田健作、工藤たけし&ヤング101、ボニー・ジャックス、ダ・カーポ、朝倉理恵、メタルフォーク、等によるカヴァー多数。
その他、寺内タケシとブルー・ジーンズや、かのベンチャーズもインストでカヴァーしているなど、当然ながら、ガロで最もカヴァーされた曲のはず。

CD番号は、READYMADE/RMCA-10072002年8月28日発売のCDアルバム『喫茶ロック at 日比谷野外音楽堂 レディメイド編』(右の写真)には、メンバーだった大野真澄がカヴァーした同年7月21日のライヴ音源が収録(同時に「地球はメリー・ゴーランド」も唄われている)。
シングル:学生街の喫茶店

A面
学生街の喫茶店
B面
美しすぎて
AB面を入れ替え、ジャケットのタイトル・レイアウトのみ変更した盤
(上記盤の再発にしても、むしろ新たなるシングル・カットと考えたい)

ジャケットは、1972年11月頃に切り替わったようだ

マッシュルーム=デノン・レーベル(発売元:日本コロムビア)
レコード番号:CD-158-Z(スタンパー番号:SN-403/404)
価格:\500

タイトル・レイアウト以外は上記と同一仕様。
なお、「学生街の喫茶店」のタイトル文字(通常はオレンジ色)の色違いが存在するとの未確認情報あり。

後には、同じレコード番号で、ジャケットのデノン・ロゴが無く、盤レーベルがブルー・マッシュルーム、内袋がコロムビア仕様の再発プレスがあった可能性があるが、現品未確認。
ガロのシングルで初めてオリコンにチャート・インし、1973年2月19日付で最高位1位(以降7週間連続)、同年の年間チャート3位、売上枚数772,000枚以上。
オリジナルの発売日から、72年のヒット曲とされることが多いが、このように正確には73年のヒット曲とするべきだろう。
「タイムスリップグリコ 青春のメロディーチョコレート」シリーズ共通の外箱
江崎グリコ株式会社が、2003年6月3日から(最初は地域限定で)「タイムスリップグリコ 青春のメロディーチョコレート」を発売した。
この中にはアーモンドチョコレート2粒と、当時のジャケット(歌詩側も)、レコードのレーベル面、さらに内袋まで、8cmCDのサイズで忠実にリアルに再現したシングル盤が入っていた(曲はAB面ではなく 1曲のみ収録、各々ライナー付き)。 これで\300の価格はレコード会社的感覚だと安過ぎるのだろうが、お菓子のオマケということでは妥当な金額設定と言えるかもしれない。 そのせいもあってか売れ行きは好調とのことで、低迷していた8cmCDフォーマットの有効利用としても脚光を浴び、その後、CDをオマケに付けた同コンセプトの商品を製菓メーカー各社が発売することになった。
ラインアップはシークレットヴァージョンを含む全22種類で、基本的に渡辺音楽出版の音源が使用されていたが、一部アルファ音源も含まれており、ガロの「学生街の喫茶店」もその1枚。
当然ながら「学生街の喫茶店」の字が大きくレイアウトされている再発仕様のジャケットとなっている。
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