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ジャケット/タイトル パッケージに関するデータ/コメント
曲の内容に関するデータ/コメント
シングル:一本の煙草

A面
一本の煙草
B面
吟遊詩人
1975年 5月 1日発売
マッシュルーム・レーベル(発売元:日本コロムビア)
レコード番号:CD-245-Z 価格:\500

これのみ、何故か盤レーベルが別デザイン 盤レーベルはブルー・マッシュルームだが、今までとは多少異なるデザインになっている(右の写真)。 内袋はコロムビア仕様。
(盤レーベルと内袋についての詳細は、こちらを参照)

歌詩カード部分に以下のクレジットあり。
プロデュース=ミッキー・カーチス
(なおクレジットは無いが、このジャケット写真は1974年6月1日に勁文社から発売されたソング・ブック 『ガロ・サーカス』に掲載されていた。 この本では、フォトグラファー=田中哲夫とクレジットされている)

「一本の煙草」の楽譜も掲載。

ジャケットは二つ折りになっていて、折り返し部分には、ガロの「学生街の喫茶店」「君の誕生日」などを含む、コロムビア系のオムニバス3枚組LP『フォークあいうえお』の広告が掲載されている(下の写真)。
ジャケットの全面 ジャケット裏側の全面

これ以降、オリコンにはチャート・インせず。
一本の煙草 (3分01秒)
作詩=阿久悠/作曲=荒木和作/編曲=松任谷正隆

リード・ヴォーカルは大野真澄。
間奏の生ギター・ソロは堀内護が変則チューニングで弾いたとのこと。

同年6月25日に発売されるアルバム『吟遊詩人』からの先行シングルで、アルバム版とはミックスが異なるが、詳細はこちらにて。
吟遊詩人 (4分01秒)
作詩=阿久悠/作曲=日高富明・堀内護/編曲=松任谷正隆

リード・ヴォーカルは日高富明と堀内護。

作曲も日高と堀内の2人がクレジットされているが、いわゆる共作ではなく、それぞれが別々に書いた曲を、プロデューサーのミッキー・カーチスのアイデアで組曲風に合体したものだという。

この曲もアルバム『吟遊詩人』収録曲とはいえ、アルバム収録版の前半部分でフェイド・アウトするシングル用ヴァージョンになっているが、詳細はこちらにて。

後年、やはり阿久悠が作詩した、沢田研二の「吟遊詩人」という曲があるが、これは全く別の歌詩(アルバム『架空のオペラ』に収録/作曲は大野克夫)。

このシングルのB面に「吟遊詩人」の同名異曲が収録1973年3月に発売された「マギーメイ」のシングル「12時のむこうに」(右の写真)のB面に「吟遊詩人」という曲が収められているが、これは単なる同名異曲。
ただし、この曲は1972年の東京音楽祭出品作とのことなので、それに参加したガロと同じステージで歌われたということになる。
ということで、ガロと全く関係ないネタでもないのです…。

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