てくてくレコードさんぽ |
末永く音楽とつきあう方法 by ピーター・はるみ | ||
てくてく、てくてく、あせらず、ゆっくり、の〜んびりと。
これが私のいいなあと思う音楽とのつきあい方です。 別に何か努力が必要なわけではありません。 ちょっと気持ちを前向きに、能動的に、好きな音楽に出会うわくわく感を忘れずに、感動との出会いをたぐる糸を、心の中にたくさん持っておく事。 それは、音楽好きの音楽に詳しい友達、好きな音楽雑誌、好きなタレントやミュージシャンが影響を受けたアーティスト、たまたま店に流れていた曲、自分がいいなと思う曲のライター、プロデューサー、ギタリストetc.とか、70年代初期のハード・ロックは面白いな、いやブラックもいいぞ、この時代の××というレコード会社、レコード・レーベルのアーティストはどれも自分向き(例 スタックス、ヴァーティゴ、ブルーノート、洋邦キング、アサイラム)とか…。 けっこうしあわせな毎日が送れてしまいます。 お昼休みに、仕事帰りに、たまの休日にふらっと寄ってみたレコード屋さんで、例えばバーゲン・コーナーなんかあると、缶ジュース一個分や500円玉一個で、一生ものの感動にひょいひょいっと出会えてしまうのです。 |
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個人的にはアナログ・レコードがやたらと楽しく、おすすめです。 音楽ソフトとして歴史が長く、数も豊富、値段も10円100円から、それこそン万円のものまであったり、ジャケットがでかいので、その美しさ、ヘボさ、インパクト等、いろいろ楽しめたり、音を聞くのにアンプとスピーカーとレコード・プレイヤーを揃えなくてはならないのですが、それぞれの機材の相性で音が違ったり、レコード針のお値段や特性、はたまたそのときの天気や気温で音が変わったりと、興味のつきない奥深さはたいへんなものです。 |
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ともあれ基本は、の〜んびりと散歩気分で、やわらかいふにゃふにゃの切り口で…、こんなもんでいいんじゃないかと。 では、そうして出会ったレコードを紹介していきましょう。 |
(ここではジャケットとタイトルのみの掲載です) | |||
Lovesick by Jackie And Roy |
Medusa 1978年 |
River City Street Band | Stargazer by Gordon Michaels 1979年 |
Brian Auger's Oblivion Express 1973年 |
Fury 1985年 |
Sex&Society by Citizen 1980年 |
The Builder by Michael&Stormy Omartian 1980年 |
Hotel 1979年 |
Right From The Start by Will McFarlane 1982年 |
Clair by Percy Faith 1973年 |
Round The Back by Cafe Jaques 1977年 |
Heat 1980年 |
Still Waiting by Heat 1981年 |